Q1:胃もたれと逆流性食道炎は併発することがありますか?
A1:極めて高頻度で併発します。胃の蠕動運動が低下して胃の中に食物や胃酸が長時間滞留すると、胃の内圧が上昇します。その結果、胃と食道のつなぎ目を締めている下部食道括約筋が緩み、胃内容物が食道へ逆流しやすくなるためです。胃もたれとともに喉の違和感や胸の焼けつくような痛みがある場合は、両方の側面からの治療が必要となります。
Q2:ピロリ菌の検査はどのような方法で行われますか?
A2:内視鏡を使用しない簡便な方法としては、特殊な検査薬を飲んで前後の呼気を採取する「尿素呼気試験」、血液や尿中の抗体を調べる「抗体測定法」、便中の抗原を調べる「便中抗原測定法」があります。中でも尿素呼気試験は精度が非常に高く、身体的負担もありません。ただし、胃炎の進行度や潰瘍の有無を確認するためには、内視鏡検査との併用が推奨されます。
Q3:胃もたれの症状がある時、どのような食事をとるべきですか?
A3:胃の滞留時間を短くするため、低脂肪かつ食物繊維が控えめで、消化吸収の早い食品を選びます。具体的には、柔らかく煮込んだうどん、おかゆ、白身魚、豆腐、皮をむいたリンゴなどが適しています。香辛料などの刺激物、柑橘類、カフェイン、炭酸飲料、アルコール、冷たい飲食物は胃粘膜を直接刺激するため、症状が治まるまで避けてください。