アイルランド人の父と日本人の母を持つホラン千秋は、14歳で大手芸能事務所アミューズに所属。若い頃の写真や昔の画像を振り返ると、現在のアンドロジナスでシャープなショートヘアとは大きく異なる、ロングヘアの正統派美少女としての姿が記録されています。
彼女の初期の代表作として特筆すべきは、2005年に放送された特撮ドラマ『魔法戦隊マジレンジャー』です。悪の組織インフェルシアの幹部「ナイ・メア」のナイ役を務め、当時16歳〜17歳だったホラン千秋は、黒髪ツインテールにゴシック&ロリータ調のミニドレスという鮮烈なビジュアルで登場しました。この役柄における大胆なミニスカートとブーツの組み合わせが、後年の「昔の画像」としてネット上で再発掘され、美脚タレントとしての原点となっています。
しかし、その後の道のりは決して平坦ではありませんでした。大学進学後、オーディションに落ち続ける過酷な下積み時代を経験。本人がバラエティ番組や手記で語ったところによると、近所のスーパーやパン屋でレジ打ちのアルバイトに励みながら、「自分には何が足りないのか」を自問自答する日々が続いたといいます。
転機が訪れたのは2011年、23歳の時でした。長く伸ばしていた黒髪をバッサリと切り落とし、現在のトレードマークであるショートカットへイメージチェンジ。この決断が功を奏し、知性的で清潔感あふれるビジュアルが評価され、情報番組のリポーターや『NEWS ZERO』のキャスター、そして『Nスタ』のメインキャスターへの大抜擢へと繋がっていきました。