ビックカメラ赤坂見附駅店がオープンしたのは2013年6月7日のことでした。かつてファッションビルとして流行を発信していた商業施設「ベルビー赤坂(BelleVie AKASAKA)」の全面リニューアルに伴い、ビル一棟をほぼ丸ごと活用する形で誕生しました。
赤坂見附駅の地下改札と直結する地下1階から地上9階までの全10フロアで構成された同店は、一般的な家電量販店の枠組みを大きく超える都市型多機能店舗として企画されました。当時のフロアマップを振り返ると、以下のような充実したフロア構成が展開されていました。
- 地下1階・1階:スマートフォン、Appleショップ、パソコン周辺機器、モバイルバッテリーなどのビジネス直結アイテム
- 2階〜4階:テレビ、オーディオ、カメラ、生活家電、理美容家電
- 5階〜6階:寝具(生毛工房)、スーツケース、時計、メガネ・コンタクトレンズ
- 7階・8階:充実の品揃えを誇った「ビック酒販(ワイン・日本酒・ウイスキー)」および医薬品・日用品・化粧品
- 9階:ゴルフ用品、スポーツ用品、サービスサポートカウンター
当時の営業時間は午前10時から午後10時までと夜遅くまで開いており、残業帰りのビジネスパーソンが急な出張用の充電器やワイシャツ、消耗品を買い求めたり、会食の手土産として「ビック酒販」で高級ワインやプレミアム焼酎を調達したりする光景が日常的に見られました。赤坂というオフィス街・歓楽街の特性に最適化された唯一無二の家電量販店でした。