玉置浩二というアーティストを語る上で、その圧倒的な歌唱力と表現力は外せない。しかし、彼の歌がこれほどまでに人々の胸を打つのは、彼自身が傷つき、迷い、それでもなお人を愛することを諦めなかった人生を送ってきたからだろう。彼の結婚歴は、まさにその剥き出しの人間性が現れたロードムービーのようである。
同世代のアーティストたちが安定した家庭を築く中で、玉置は常に自分の感情に正直であり続けた。その結果として重ねられた結婚と離婚の歴史は、彼がどれほど純粋に、そして不器用に「愛」と向き合ってきたかを物語っている。