WebやSNSの普及に伴い、キャラクターイラストを扱う上でのコンプライアンス意識がこれまで以上に重要視されています。ネット上では「無料でダウンロードできるあかちゃんまんのぬりえやイラスト」を無断転載している非公式サイトが散見されますが、これらにはセキュリティ上のリスクや著作権侵害の懸念が存在します。
特に注意すべきなのが「あかちゃんまんのイラストをSNSのアイコン画像に使用する行為」です。自分で手書きしたイラストであっても、著作権法上の保護を受ける既存キャラクターをSNSの公開アカウントでアイコンとして設定することは、公衆送信権や翻案権との兼ね合いからグレーゾーン、または規約違反となるケースが大半です。
日本国内の著作権法(第30条)において認められている「私的使用のための複製」の範囲は、家庭内やこれに準ずる限られた範囲での利用に限定されています。保育園や学校の非営利な教育活動、家庭内での誕生日カード作成や個人的なぬりえ遊びは適法ですが、それを不特定多数が閲覧できるSNS上にアイコンとして掲出したり、二次配布・販売することは厳格に控えなければなりません。