『変な家』間取りの真相を徹底解剖!謎の空間と子供部屋の狂気

『変な家』間取りの真相を徹底解剖!謎の空間と子供部屋の狂気

今注目を集めている 『変な家』間取りの真相を徹底解剖!謎の空間と子供部屋の狂気について、多角的な視点をご紹介しています。

物語の発端は、知人から持ち込まれた「購入を検討している一軒家の間取り図」でした。オカルトやオファードに詳しいフリーライターの雨穴氏と、知人の建築士・栗原氏が図面を精査していく過程で、日常の裏に隠されたおぞましい設計意図が次々と浮き彫りになっていきます。

建築のプロである栗原氏が最初に指摘したのは、2階の子供部屋の異常性です。通常の住宅建築では、採光と換気を確保するために居室への窓の設置が建築基準法上でも重視されます。しかし、この子供部屋には外に面した窓が一切存在しません。さらに、部屋の出入り口には頑丈な「二重扉」が設けられ、部屋の奥には専用のトイレが完備されていました。

何より不気味なのは、その動線です。子供部屋へ行くためには、必ず「夫婦の主寝室」を通過しなければならない構造になっていました。これは見方を変えれば、「部屋の中にいる子供を外の世界から完全に隔離・監禁し、親の監視下に置き続けるための檻」として機能していたことを意味します。

そして疑惑を決定づけたのが、1階の台所とリビングの間に存在する「壁に囲まれた謎の空間」でした。図面上のデッドスペースとしては不自然な広さを持ち、扉も見当たりません。しかし、2階の子供部屋の配置と重ね合わせると恐るべき事実が浮かび上がります。子供部屋のクローゼットの床と、1階の謎の空間、さらに浴室・脱衣所への抜け道が垂直に直結していたのです。

栗原氏が導き出した仮説は、「子供部屋でターゲットを殺害させ、遺体を1階の隠しスペースへと音もなく垂直降下させ、そのまま浴室へ運んで解体・遺棄する」という、完全犯罪を機械的に遂行するための殺人住宅システムでした。一見穏やかなファミリー向け住宅は、殺人の作業効率だけを極限まで追求した機能建築だったのです。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。