本田家を語る上で欠かせないのが、長男・太一さんの存在です。妹たちが次々とスケートを始めたきっかけは、太一さんがアイスホッケーを経て7歳でフィギュアスケートを本格的に始めた姿を間近で見ていたことにありました。
太一さんはジュニア時代から高い身体能力と正確なジャンプ技術を武器に活躍し、2013年にはトリグラフ杯(スロベニア)のジュニアクラスで準優勝を果たすなど、国際舞台でも爪痕を残しました。関西大学経済学部に進学後、全日本フィギュアスケート選手権に複数回出場。2020-2021シーズンを最後に惜しまれつつ現役を引退し、一般企業へと就職しました。妹たちを常に優しく牽引した精神的支柱であり、引退後も良き相談相手として家族を支え続けています。
次女の真凜さんは、2016年の世界ジュニア選手権で金メダルを獲得し、日本女子フィギュア界のエース候補として一世を風靡しました。その後、拠点をアメリカに移すなど挑戦を続け、明治大学進学後もインカレ等で活躍。2024年1月に現役引退を発表して以降は、卓越した表現力と華やかなルックスを活かし、プロフィギュアスケーターとしてアイスショーに出演する傍ら、テレビ番組のコメンテーターやモデル、ブランドアンバサダーとして多方面で引く手あまたの活躍を見せています。
三女の望結さんは、子役として大ブレイクを果たしながらもスケート靴を脱ぐことなく、「女優とスケーターの二刀流」を貫徹してきました。早稲田大学へ進学後も、多忙な芸能スケジュールを縫ってリンクに立ち続けるタフネスは各界から称賛を集めています。四女の紗来さんもまた、卓越したスケーティングスキルと長身を活かした表現力で注目され、高校卒業を経てモデルやタレントとしての発信力を一層強めています。