横山裕の母の死因と壮絶な生い立ち|弟を育てた愛とオニギシの真相

横山裕の母の死因と壮絶な生い立ち|弟を育てた愛とオニギシの真相

横山裕の母の死因と壮絶な生い立ち|弟を育てた愛とオニギシの真相の要点や背景を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。

横山裕と母親の精神的な結びつきを語る上で欠かせないのが、彼が自ら作詞を手掛けたソロ楽曲『オニギシ』(作曲:メンバーの安田章大)です。この楽曲は、母親が生きていた時代に横山が母への素直な心情を綴ったものであり、タイトルの「オニギシ」は、横山が幼い頃に言葉をうまく発音できず、「おにぎり」のことをそう呼んでいた実体験に基づいています。

歌詞の中では、料理が得意ではなかった母親が、多忙な仕事の合間を縫って作ってくれたお弁当の情景が鮮烈に描かれています。いつも形がいびつで、塩が効きすぎてしょっぱかったおにぎり。子どもの頃は周りの友達の綺麗なお弁当が羨ましく思えたこともあったものの、大人になって振り返ったとき、そのしょっぱいおにぎりこそが、不器用ながらも自分を必死に愛してくれた母の温もりそのものだったと気づくプロセスが描かれています。

この曲を完成させた際、横山は母親に音源を聴かせました。曲を聴いた母は、人目も憚らずボロボロと大粒の涙をこぼし、「ありがとう」と喜んでくれたといいます。母親にとって、長男に苦労をかけ続けてきたという負い目や申し訳なさが常に胸の中にあったはずです。その息子から届いた最大級の感謝のメッセージは、何物にも代えがたい救いとなったに違いありません。

母親が急逝した直後のソロコンサートでも、横山はこの『オニギシ』を歌い上げました。気丈に振る舞い、一切涙を見せずに公演を続けていた横山でしたが、この曲のイントロが流れた瞬間、溢れ出る嗚咽を堪えることができず、マイクを握りしめながら天を仰ぎました。その姿を見守る観客席もまた、涙に包まれました。歪な形をしたおにぎりに象徴される母と子の絆は、今なお色褪せることなく語り継がれています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。