Q1:かつての「旧御三家」と現在の「新御三家」の具体的な顔ぶれの違いは何ですか?
A1:かつての「旧御三家」は住友銀行(現・三井住友FG)、住友金属工業(現・日本製鉄)、住友化学の3社でした。住友金属の統合離脱や産業構造の変化を経て、現在一般に「住友新御三家」として認知されているのは住友商事、住友電気工業、日本電気(NEC)の3社です。
Q2:なぜ住友金属工業は住友グループ(白水会)を離脱することになったのですか?
A2:2012年10月に長年のライバルであった新日本製鐵と対等合併し「新日鐵住金(現・日本製鉄)」となったためです。新日鉄側との統合比率や情報管理上の問題から、住友グループの社長会である「白水会」への所属を継続することが難しくなり、名実ともにグループを離脱しました。
Q3:住友グループ主要企業の2026年平均年収ランキングはどうなっていますか?
A3:持株会社を除いた主要事業会社ベースでは、トップが住友商事(約1,600万〜1,850万円)、次いで三井住友銀行(約850万〜900万円)、住友電気工業(約880万〜930万円)、日本電気(約860万〜910万円)、住友化学(約780万〜830万円)と続きます。総合商社である住友商事が頭ひとつ抜けた高水準を誇っています。
Q4:三井住友銀行(SMBC)は「三井」と「住友」のどちらの企業文化が強いですか?
A4:発足当初は「住友の猛烈な営業力と三井のスマートさ」のせめぎ合いがありましたが、実質的には旧住友銀行の合理主義と推進力が経営の主導権を握ってきたと評されます。ただし現在では「Olive」に代表されるデジタルシフトやリテール改革が進み、旧財閥の枠を超えた「SMBC独自のスピード感」が確立されています。