心理カウンセラーは、「実家に帰りたくないと感じる自分を責める必要はまったくない」と口を揃える。家族だからといって、無条件にすべてを受け入れ、自己犠牲を払う必要はないというのだ。大切なのは、親との間に「健全な境界線(バウンダリー)」を引くことである。
「今年は自宅でゆっくり過ごす」と伝える際、過度な言い訳や嘘を重ねる必要はない。シンプルに自分の意思を伝えるだけで十分だ。親側の期待に応えられないことに対する罪悪感を手放すことが、結果として長期的な親子関係の破綻を防ぐことにもつながる。距離を置くことは、関係を壊すためではなく、維持するための前向きなステップなのだ。