今のテレビドラマでは到底許されないだろう。血のつながり、殺人への加担、そしてあまりにも救いのないラスト。北川悦吏子氏が描いた世界観は、令和のコンプライアンス意識から見れば「アウト」の連続だ。しかし、だからこそ面白い。視聴者は、安全にパッケージ化されたコンテンツに飽き飽きしている。
ネット上のレビューでは、「こんな展開、今の日本の地上波じゃ100%無理」「毎週リアタイしていた当時の大人はどんな気持ちでこれを見ていたのか」といった驚きと興奮の声が溢れる。制限がない配信プラットフォームだからこそ、この牙は再び研ぎ澄まされたのだ。