夜中の鳴き声に耐えかねて「罠を仕掛けて捕まえたい」「毒餌で駆除したい」と考えるケースが見受けられますが、ここには重大な法的な制約が存在します。
ハクビシンは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」の保護対象となっており、行政の許可を得ずに捕獲・殺傷・飼育することは法律で固く禁止されています。違反した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
また、ネット上で散見される駆除ノウハウにも注意が必要です。
- 市販の超音波発生器の過信:設置直後は警戒して音を潜めるものの、数日から1週間程度でハクビシンが音に慣れてしまい、元の生活パターンに戻ってしまう事例が多発しています。
- 子育て中の無理な追い出し:天井裏に生まれたばかりの赤ちゃん(幼獣)がいる状態で親獣だけを追い出してしまうと、残された子どもが屋根裏で衰弱死し、激しい腐敗臭やウジ・ハエの発生源となる二次被害を招きます。