袴の畳み方を徹底図解!ヒダが崩れない十文字結びと正しい保管術

袴の畳み方を徹底図解!ヒダが崩れない十文字結びと正しい保管術

袴の畳み方を徹底図解!ヒダが崩れない十文字結びと正しい保管術を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

ネット上には袴の扱いに関する様々な情報が飛び交っていますが、中には生地を傷めたり型崩れを深刻化させる危険な誤解も少なくありません。呉服メンテナンスの専門家の知見をもとに、代表的な誤りを正します。

誤解1:「シワを伸ばすためにスチームアイロンをガンガン当てる」はNG

深くついたシワを消そうとして、家庭用アイロンのスチームを直接吹きかける行為は極めて危険です。特に正絹(シルク)の袴は水分によって縮みや水ジミ(輪ジミ)が発生し、二度と元に戻らなくなります。化繊(ポリエステル)であっても、高熱を与えすぎるとテカリ(アタリ)が生じます。アイロンを当てる際は、必ず木綿の当て布を使用し、中低温(130〜150℃程度)でヒダの山部分を上から軽く押さえる「置きアイロン」にとどめてください。

誤解2:「レンタル袴だから畳まずに丸めて返却しても良い」はトラブルの元

「どうせ業者がクリーニングするのだから」と、脱ぎ捨てたまま袋に詰め込んで返却するケースが見受けられます。しかし、レンタル規約において「著しいシワや汚損」は追加のメンテナンス費用(数千円〜1万円程度)が請求される対象になり得ます。完璧な十文字結びまでは求められなくとも、前後のヒダを揃えて二つ折り・三つ折りに整えて返却するのが大人のマナーであり、無用なトラブルを防ぐ防衛策です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。