シーズン4のクライマックスで描かれたストレンジャー・シングスにおけるマックスの結末は、シリーズ屈指の悲劇として刻まれました。仲間たちを救うため、自ら囮となって元凶であるヴェクナ(ヘンリー/ワン)の精神世界へ潜り込んだマックス。しかし、緊迫の攻防も虚しくヴェクナの呪縛に捕らわれ、両手足を折られた上に視力を奪われるという凄惨なダメージを受けました。
駆けつけたルーカスの腕の中で、マックスの心臓は実に1分間以上も停止しました。劇中で臨床的には一度「死亡」したものの、遠隔地から精神世界に侵入したイレブン(エル)が念動力を駆使して心臓マッサージを行い、奇跡的に心拍を再開させます。
しかし、一命を取り留めた代償はあまりにも重いものでした。エルが彼女の意識を探ろうと精神の中に入り込んだ際、そこに広がっていたのは「完全なる虚無(空っぽの世界)」でした。肉体は病院のベッドで生命維持装置につながれ生きているものの、魂や意識がどこにも存在しない深い昏睡状態に陥ってしまったのです。さらに、彼女が一時的に心停止したことでヴェクナの儀式が成立し、ホーキンスと「裏側の世界」を隔てる最後の門が決壊することとなりました。