Q1:平熱が35度台と低いのですが、36.8度〜37.0度程度でもインフルエンザB型の可能性はありますか?
A1:十分に考えられます。平熱が低い方の場合、平熱から1度以上上昇していれば体にとっては立派な「発熱反応」です。医学的な発熱の定義は37.5度以上とされることが多いですが、インフルエンザB型では体温の上昇幅が小さく、36度台後半〜37度台前半であっても悪寒や関節痛、下痢を伴って陽性となる事例は頻繁に見られます。体温の絶対値だけに囚われず、普段と違う全身の倦怠感や胃腸の不快感の有無を総合的に見て判断してください。
Q2:熱が全くなく下痢と腹痛だけなのですが、病院でインフルエンザの検査はしてもらえますか?
A2:受診理由と周囲の流行状況を伝えれば検査可能です。特に家族や職場でインフルエンザ罹患者がいる場合、医師にその旨を申告すれば「無熱性インフルエンザ」を疑って抗原検査を実施してもらえます。ただし、胃腸症状のみが先行している発症極初期はウイルス量が鼻腔内に少なく陰性になりやすいため、問診の上で医師が整腸剤などの対症療法を先行させ、翌日に再受診を指示する場合もあります。
Q3:冬にインフルエンザA型にかかりました。同じシーズンにB型にもかかることはありますか?
A3:確実にあります。A型とB型はウイルスの型が根本から異なるため、A型に感染して得られた免疫はB型に対してほとんど効果を発揮しません。同一シーズン内にA型(例えばH1N1)に感染し、数週間〜2か月後にB型に再感染する「二重感染」は臨床現場で毎年のように確認されています。「今年はもうA型にかかったからインフルエンザにはならない」という油断は極めて危険です。