Q1:日中に出た顔の脂は、あぶらとり紙とティッシュのどちらで取るのが正解ですか?
A1:皮膚科医の多くはティッシュペーパーの使用を推奨しています。強力なあぶらとり紙は肌に必要な皮脂膜まで根こそぎ奪い、かえって皮脂腺を刺激するリスクがあります。ティッシュを1枚に割いて薄くし、肌の上に優しく押し当てるだけで、過剰な浮き油だけを適度に取り除くことが可能です。
Q2:脂性肌なので乳液やクリームを塗るとさらにテカります。化粧水だけで済ませても良いですか?
A2:化粧水のみのスキンケアは厳禁です。水分は油分の蓋がないと蒸発する際、角層本来の水分まで一緒に奪い去り(過乾燥)、肌は乾燥を防ぐために更なる皮脂を分泌します。油分が苦手な場合は、鉱物油を避けて「セラミド配合の軽やかなジェル」や「オイルフリーの乳液」を選び、必ず保湿成分を肌に留めるバリアを作ってください。
Q3:食事内容で皮脂分泌を抑えることは科学的に可能ですか?
A3:十分に可能です。血糖値を急上昇させる高GI食品(白砂糖、精製パン、清涼飲料水)はインスリン分泌を急増させ、インスリン様成長因子-1(IGF-1)を介して皮脂腺を直接刺激します。また、動物性脂肪の過剰摂取も皮脂の飽和脂肪酸比率を高めて皮脂を粘度のある詰まりやすいものに変質させます。ビタミンB2(レバー、納豆)やビタミンB6(マグロ、バナナ)は皮脂代謝を正常化するため、日々の食事で意識的に摂取することが推奨されます。