お笑い芸人がネタ番組の終焉とともにフェードアウトしていく例は枚挙にいとまがありません。その中で、なぜ池辺愛はラジオパーソナリティとして成功を収めることができたのでしょうか。
最大の勝因は、「慶應義塾大学文学部卒の知性」と「生放送をコントロールする対応力」にありました。2012年4月からスタートしたFM NACK5の生ワイド番組『monaka(モナカ)』において、池辺は月曜から木曜までの午前9時から午後0時40分まで、長時間にわたる生放送を一人で切り盛りしました。主婦層のリスナーからの生活相談には親身に寄り添い、時事ニュースには的確な視点でコメントを挟みつつ、時折見せるユーモアでスタジオを沸かせる。かつてタイツ姿で絶叫していた芸人と同一人物とは思えないほどの安定感は、ラジオ業界内で瞬く間に評判となりました。
一方の久保いろはも、表舞台からは完全に身を引いたものの、その歌唱力は健在です。芸能界引退後、ファンの間では「もう二度と彼女の歌声を聴くことはできないのか」と惜しむ声が知恵袋やSNSで多数投稿されました。しかし、彼女自身は家庭を最優先にする生活に迷いはなく、無理な露出を控える姿勢を一貫して貫いています。このブレない生き方こそが、長年のファンから現在も温かく見守られ続けている理由です。