2010年代以降、モーニング娘。は「フォーメーションダンス」という独自の武器を磨き上げ、再評価の波を起こしました。しかし、目まぐるしく位置を変え、ジャンプや回転を繰り返す緻密なステージングは、一歩間違えればメンバー同士の激突やステージ端からの転落につながるリスクを常に孕んでいました。
SNSやファンのコミュニティ(5ch・X等)では、過去の武道館公演や全国ツアーにおいて「暗転時に足元が見えずに転びかけた」「段差から足を踏み外す瞬間を目撃して肝を冷やした」といった現場報告が度々投稿されてきました。実際に、リハーサル中の転倒による靭帯損傷や、激しいステップの蓄積による足底腱膜炎など、目に見えない怪我を抱えながらパフォーマンスを続けるケースも存在したとされています。
こうした実態を受け、事務所側は近年、舞台床面のマーキング視認性の向上、昇降リフトの安全バー設置基準の厳格化、そして無理なヒール靴から機能性重視の特製ステージシューズへの切り替えなど、現場目線での改善策を急速に推し進めました。かつての「怪我を押して出るのが美徳」という風潮は完全に過去のものとなり、安全第一のプロフェッショナルな現場へと進化を遂げています。