実際にいま、若年層はどのような店舗に足を運んでいるのでしょうか。リアルな人気店とトレンドの現場をリサーチすると、明確な棲み分けが見えてきます。
トレンドの発信源である原宿 渋谷 ヤング向けアパレルエリアでは、韓国・アジア発のストリートブランドや、古着と新品をリミックスして提案する大型ショップが依然として強い集客力を誇ります。特に「WEGO」や「SPINNS」といった老舗ヤングカジュアルチェーンは、単なる衣料品の販売にとどまらず、クリエイターとのコラボイベントやフォトスポットの設置など、体験型空間へと進化を遂げています。
また、レディース ヤングカジュアル店舗においては、ルミネやパルコ、SHIBUYA109に店舗を構えるブランド群が、SNSと店頭在庫を完全に同期させたOMO(Online Merges with Offline)戦略を展開。「店舗で試着し、スタッフの着こなしをその場でSNS確認して購入する」というシームレスな購買行動が定着しています。
一方で、「人と絶対に被りたくない」と考えるコアな層は、下北沢や高円寺の古着街を越えて、北関東や関西・九州などの地方都市に残る昭和レトロ ヤング洋品店へと遠征を行っています。いわゆる「ディグ(掘り出し)」を目的としたプチ旅行がカルチャー化しており、地方の商店街に若者の行列ができるという現象すら確認されています。