かつてお茶の間の話題を独占した細木数子氏の訃報が日本中を駆け巡ったのは、2021年11月10日のことでした。公式発表および報道各社の取材によると、細木氏は2021年11月8日午前7時45分、呼吸不全のため東京都内の自宅で息を引き取りました(享年83)。
テレビ番組のレギュラーをすべて降板した2008年以降、細木氏は「本業である六星占術の執筆と後進の育成、そして自身の終活」に専念していました。晩年は定期的な健康診断を受けつつ、大好きな家族や孫たちに囲まれて穏やかな生活を送っていたと伝えられています。
娘であり後継者の細木かおり氏は、当時の追悼コメントにおいて「数日前から呼吸が浅くなり、最期は苦しむこともなく、眠るように安らかな笑顔で旅立ちました」と回想しています。かつての鋭い眼光と激しい語り口とは対照的に、最期は争いごともなく、自らの人生を完全にプロデュースし尽くした幕引きでした。
葬儀・告別式は親族およびごく近しい関係者のみによる家族葬として執り行われ、のちに都内で執り行われた「お別れの会」には、政財界や芸能界から多くの著名人が参列し、昭和・平成を駆け抜けた巨星を偲びました。