現在におけるファンキー加藤の活動は、グループとしての活動とソロ名義の活動という「2つの柱」によって強固に支えられています。地上波のゴールデンタイムで見かける機会が減ったことから「引退状態なのではないか」と誤認するライト層も存在しますが、現場の実態はまったく異なります。
2021年3月に『音楽の日』(TBS系)への出演を契機として、盟友・モン吉とともにFUNKY MONKEY B@BYS名義でのグループ再始動を宣言。以降、全国ホールツアーやアリーナ公演を定期的に開催し、チケットは各地でソールドアウトを記録しています。泥臭く感情をむき出しにするストレートなMCと力強いボーカルスタイルは健在で、往年のファンのみならず、リアルタイム世代の親を持つ10代・20代の新規層まで客席に集まる熱気を見せています。
一方、メディア出演に関しては戦略的な棲み分けがなされています。かつてのような大手企業の全国ネットCMや情報番組のコメンテーター枠からは距離を置きつつも、NHKや民放各局の大型音楽特番、地方FM局のレギュラー番組、さらには自身の公式YouTubeチャンネルなど、音楽の文脈に特化した発信を継続。世間の風当たりを冷静に見極め、テレビタレントではなく「現場主義のライブアーティスト」へと明確に舵を切っています。