学業面での厳格な進学校化が進む一方で、同校の知名度を全国区へと押し上げた最大の功労者がスポーツ、とりわけ専松野球部の甲子園における大躍進です。名将・持丸修一監督の指揮のもと、春夏通じて甲子園の常連校となり、全国の強豪と堂々たる熱戦を演じる姿は、地元千葉のファンのみならず学校全体の求心力を大きく引き上げました。
特筆すべきは、甲子園に出場するような主力選手であっても、一般生徒と同じ敷地で学業の規律を守りながら生活している点です。スタンドでメガホンを握る在校生の熱気と、文武両道を掲げる学校風土の一体感は、保護者からの専修大学松戸高校の評判を確固たるものにしています。「部活にも勉強にも一切妥協しない姿勢が、生徒たちの精神的なタフさを育てている」という卒業生保護者の証言は、同校の本質を如実に物語っています。
一方で、SNSや口コミサイトで頻繁に議論の的となるのが専修大学松戸高校の校則です。在校生の生の声を聞くと、「スマートフォンの校内使用制限」「服装や頭髪に関する定期的な指導」「登下校時のマナー確認」など、自由放任な校風を売りにする一部の県立高校(東葛飾など)と比較して、私立らしい厳格な生活指導が敷かれていることがわかります。
「校則が厳しくて自由が少ない」と不満を漏らす生徒がいる一方で、「誘惑に流されず勉強に集中できる環境が整っている」「挨拶や礼儀作法が自然と身につく」と好意的に捉える保護者も多く、家庭の方針によって受け止め方が二極化するポイントと言えます。また、大学入試改革に伴い注目される専修大学松戸高校の指定校推薦枠についても、早慶上理、GMARCHをはじめとする主要難関私大の枠が豊富に確保されていますが、校内評定の争奪戦は極めてシビアであり、「指定校推薦狙いであっても日々の小テストや定期考査を1回たりとも落とせない」という現場のリアルな証言が聞こえてきます。