Q1:映画のなかで桐島を演じている役者・俳優はエンドロールに載っていますか?
A1:いいえ、エンドロールに桐島役の俳優名はクレジットされていません。劇中で後ろ姿や遠景として映る人物はエキストラや代役によるものであり、映画版においては意図的に特定のキャストを割り当てない演出が徹底されています。
Q2:原作小説と映画版で最も大きく異なる設定や展開は何ですか?
A2:最大の違いは映画部の位置づけとラストの屋上シーンです。原作小説では映画部は数ある章の一つに過ぎず、屋上での大規模な激突劇も存在しません。吉田大八監督は映画部部長の前田涼也を事実上の主人公・狂言回しに据え、ゾンビ映画の撮影と上位グループの衝突という映画オリジナルのクライマックスを構築しました。
Q3:なぜ東出昌大演じる菊池宏樹は、最後に涙を流したのですか?
A3:自分が無意識に見下していた映画部の前田が、「将来映画監督になれなくても、好きな映画と繋がっているだけで嬉しい」という確固たる情熱を持って生きているのに対し、何でも持っているはずの自分には熱中できるものが何一つなく、桐島の存在に依存して空虚に生きていた事実を突きつけられたためです。