5年に一度開催される「全国和牛能力共進会」――通称・和牛のオリンピックにおいて、宮崎県勢が打ち立ててきた金字塔はあまりにも名高い。最高栄誉である内閣総理大臣賞を幾度も獲得し、全国の産地が羨望の眼差しを向ける絶対王者としての地位を確固たるものにした。
宮崎県の河野俊嗣知事も「一頭一頭に注がれた生産者の情熱と技術の結晶」と胸を張る。単なる偶然の産物ではない。血統の選抜から日々の健康管理、飼料の微調整に至るまで、現場の執念が積み重なって生まれた必然の栄光だ。この圧倒的な実績こそが、国内外の目利きたちに「宮崎牛を選べば間違いない」と言わしめる最大の根拠になっている。