この取り組みを一躍世界レベルへと押し上げたのが、2015年に認定されたギネス世界記録だ。約2.8ヘクタールにおよぶ世界最大の田んぼアートとして刻まれた歴史は、今も現地で力強く息づいている。地上から眺めても何が描かれているのか判別しにくい巨大な絵柄が、古代蓮の里展望室に登った瞬間、鮮明なパノラマとなって眼下に広がる体験は圧巻の一言に尽きる。
高さ50メートルの展望室ガラス越しに見下ろす全景は、遠近法を高度に計算して植えられたからこそ成立する立体感。ギネス記録の名に恥じないスケール感は、大人から子どもまで誰もが声を上げて感動する仕掛けとなっている。