サンシュユと同じ時期に咲く他の黄色い花木も、花の構造を知っていれば見間違いようがありません。
■ レンギョウ(連翹)との違い
レンギョウは小花が集まるサンシュユとは異なり、約2〜3センチの大きな4枚の花弁(ベル型・筒状)を枝いっぱいに咲かせます。花色もサンシュユの柔らかな黄緑がかった色味に比べ、目の覚めるような濃い純黄色です。樹形も大きく異なり、レンギョウは枝が地面に向かって弓なりにしなる低木です。
■ トサミズキ・ヒュウガミズキとの違い
名前に「ミズキ」と付きますがマンサク科の植物です。どちらも花が丸く広がらず、房状になって下向きに垂れ下がる(下垂する)特徴があります。花序の中にのぞく雄しべの先端(葯)が赤褐色に色づくのがトサミズキで、全体的に小ぶりで葯が黄色のものがヒュウガミズキです。
■ マンサク(満作)との違い
マンサクの花びらは、細長い紙テープやリボンをクシャクシャとよじったような独特の形状をしています。サンシュユよりも開花が早く、雪が残る2月上旬から咲き始めるため、花の形態さえ見れば一瞬で見分けることができます。