目の前に現れた個体がヤスデかムカデか判断がつかない場合は、以下の3つの観察ポイントをチェックしてください。
第1の識別ポイントは足の生え方です。ムカデは1つの体節から左右に1対(2本)の足が横に張り出すように生えています。一方のヤスデは、頭部近くを除く胴体の1節から左右に2対(4本)の足が下向きに密集して生えています。じっくり見ると、ヤスデの足は細かく波打つように前後に動くのが特徴です。
第2のポイントは刺激に対するリアクションです。棒などで軽く突いた際、ヤスデは体を渦巻き状にクルクルと「丸まる習性」を持っています。ムカデは丸まることはなく、威嚇するように頭部を持ち上げたり、猛スピードで逃走・反撃しようとします。
第3のポイントは移動速度と体型です。ムカデは体が平らで動きが非常に素早く、数秒で物陰に潜り込みます。ヤスデは断面が円筒形に近く、ゆっくりと地を這うように移動します。