Q1:ハイジャック犯はどうやって航空機を操縦できたのですか?
A1:犯行グループの中核となったモハメド・アタ容疑者ら4名は、フロリダ州などの民間フライトスクールに正規の訓練生として入学し、小型機やフライトシミュレーターを用いて大型旅客機の計器飛行と旋回技術を事前に習得していました。彼らは「離着陸の技術は不要、目的地へ直進し突入する操縦法だけを教えてくれ」と要求していたことが捜査で判明しています。
Q2:ユナイテッド航空93便はなぜホワイトハウスに到達しなかったのですか?
A2:同機は空港の混雑により離陸が約40分遅れたため、乗客たちが機内電話(エアフォン)を通じてすでに3機が激突したというニュースを知ることができました。自分たちの飛行機が「自爆兵器」として使われようとしていることを悟ったトッド・ビーマー氏らの乗客が結束して操縦室へ突入。犯人側が機体を激しく揺さぶり抵抗した末、標的へ到達する前に時速900km以上の速度で反転墜落したためです。
Q3:なぜビルの崩壊であれほど多くの消防士が殉職したのですか?
A3:当時、ツインタワーから避難する数万人もの民間人と逆方向に、消防士たちは約30〜40kgもの重装備を背負って狭い階段を駆け上がっていました。さらに、消防無線の周波数が警察と統合されておらず、鉄骨とコンクリートに遮られてタワー崩壊の切迫を知らせる撤退命令が上層階の消防隊員に届かなかったという構造的な通信システムの不備が原因でした。