白Tシャツの首元が黄色くなる最大の要因は、人体から分泌される皮脂汚れです。人間の皮膚からは常に皮脂(脂質)が分泌されており、襟元や脇など肌と直接こすれ合う部分は、繊維の隙間に油分が強くすり込まれてしまいます。
一般的な洗濯機での常温水(20℃前後)による洗濯では、冷え固まった皮脂の油分を十分に溶かすことができません。一見綺麗に洗い上がったように見えても、繊維の奥には落としきれなかった皮脂成分が残留しています。この残った皮脂が数週間から数ヶ月かけて空気中の酸素と化学反応を起こして酸化し、あの嫌な黄色いシミへと変貌を遂げるのです。つまり、黄ばみを防ぎ白さを取り戻すには、「油分を溶かす」「酸化物質を分解・漂白する」という2段階のアプローチが欠かせません。