メガネ先輩の現在と韓国カーリング波乱の真相!代表交代の全幕

メガネ先輩の現在と韓国カーリング波乱の真相!代表交代の全幕

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「メガネ先輩」で話題を呼んだ韓国カーリング界の現在は一体なぜ波乱に満ちているのか。その構造的な理由は、韓国特有の毎年リセットされる「代表選定システム」にあります。日本では日本選手権を制したクラブチームがシーズンを通して日の丸を背負うのが通例ですが、韓国では毎年開催される「韓国カーリング選手権」の優勝チームのみが翌シーズンの国家代表の資格を得ます。どれほど前年に世界で結果を残そうと、一発勝負の国内予選で敗れれば即座に代表の座を明け渡す非情な実力主義が敷かれているのです。

この激しいサバイバルの中で台頭したのが、スキップのギム・ウンジ率いる「京畿道庁(チーム・ギム)」です。彼女たちは2023年以降の選考会でチームキム(江陵市庁)を破り、2024年の世界選手権で銅メダルを獲得するなど、世界ランキング最上位の常連として君臨。さらに、20代前半の若手主力の春川市庁など複数の強豪が乱立し、韓国女子カーリング界は誰が代表になっても世界メダルを狙える「戦国時代」へ突入しました。

一方、日本のロコ・ソラーレとの関係性は、単なる宿敵を超えた特別な絆で結ばれています。平昌五輪の準決勝で延長エンドの末に敗れた日本の藤澤五月と、勝者となったキム・ウンジョン。両者は大会後も国際ツアー大会で顔を合わせるたびにプレゼントを交換し、互いの言葉を学び合いながら健闘を称え合ってきました。2022年北京五輪の最終予選や本戦でも激突しましたが、試合後のインタビューでキム・ウンジョンは「サツキとは言葉が通じなくても目を見れば気持ちが通じ合う。彼女たちがいるからこそ私たちは強くなれる」と語り、藤澤もまた「氷を下りればかけがえのない親友」と公言しています。過酷な国内競争を勝ち抜いた者同士だからこそ通底する、深い敬意とリスペクトがそこには存在します。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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