ネット上の掲示板やSNSでは、学会員ではないタレントまでもが「学会員疑惑」を持たれるケースが後を絶ちません。なぜ根拠のない噂が一人歩きしてしまうのか、そこにはネット空間特有の誤認パターンが存在します。
誤解が生じる最大の引き金は「共演関係と事務所の人脈」です。芸術部で影響力を持つ大物タレントが司会を務める看板番組に頻繁にゲスト出演したり、特定の事務所に所属しているだけで、「あの番組で重用されているから信者に違いない」「あのタレントのバーターだから学会コネクションだ」といった短絡的な憶測が書き込まれます。
また、政治的な側面も憶測に拍車をかけます。選挙期間中に公明党候補者への応援コメントを出した著名人や、対談企画に応じた文化人が、即座に信者認定される現象です。しかし、実際には長年の個人的な友人関係や、地元選挙区の地縁・政策上の賛同による推薦であることも多く、信仰の有無とは直結していません。
さらに「赤・黄・青の三色カラー(学会のシンボルカラー)の服やグッズを身につけていた」「聖教新聞の愛読者欄にコメントを寄せた(文化人枠としての寄稿)」といった些細な事実が切り取られ、まとめサイトなどで「確定的」と拡散される構造が定着しています。客観的根拠に基づかないリストの多くは、こうした確証バイアスによって増幅された虚構である点に留意が必要です。