ネット上の旅行まとめ記事や口コミには、古い情報やミスリードを招く誤解がいくつか定着してしまっています。特に注意すべき2つの盲点を是正します。
誤解①:「広島電鉄の1日乗車券を買えば宮島観光も絶対にお得になる」
かつて定番だった広電の「電車・フェリー乗り換え1日乗車券」ですが、現在販売されているデジタルチケットや各種企画券は価格改定が進んでいます。広島駅と宮島口を1往復するだけでは元が取れず、市内の原爆ドーム周辺や八丁堀、紙屋町などで複数回途中下車して路面電車に乗り倒さない限り、トータルコストでは逆に割高になるケースが増加しています。
誤解②:「原爆ドームから宮島口まで電車で行き直すのが最短」
午前中に平和記念公園・原爆ドームを見学し、午後から宮島へ向かう観光ルートを組む旅行者は膨大です。その際、わざわざ市電で広島駅に戻ったり、紙屋町から広電に揺られ続けたりする人が後を絶ちません。しかし、原爆ドームの目と鼻の先にある元安橋桟橋から発着する「ひろしま世界遺産航路」を利用すれば、電車やフェリーの乗り換えを完全にスキップし、川から瀬戸内海へ抜ける爽快なクルーズでわずか45分で宮島へ直行できます。片道2,300円(訪問税含)と電車より値は張りますが、時間効率と景観の満足度は極めて高い裏ワザです。