天然素材で作られている亀の子たわしは、扱い方を誤るとカビや雑菌の温床になりかねません。ネット上で散見される誤った情報やお手入れの盲点を是正します。
まず押さえておきたいのが、寿命・交換時期の正確な見極めです。「天然素材だから一生モノ」という誤解がありますが、消耗品であることに変わりはありません。交換サインは以下の3点です。
- 毛先が全体的に開き、コシがなくなって平らになってきた時
- 針金部分が緩み、たわし本体がねじれたり歪んだりした時
- 繊維の奥に細かい食材かすが詰まり、洗浄しても取れなくなった時
衛生状態を保ち、寿命を伸ばすためのお手入れ・消毒方法の基本は「完全乾燥」です。使用後は流水でたわし同士を揉むように洗い、しっかりと水を切った後、風通しの良い日陰や吊り下げフックに掛けて保管します。
定期的な殺菌には熱湯消毒(沸騰したお湯を回しかける)が極めて効果的です。一方で、塩素系漂白剤の使用は避けてください。天然繊維が急激に劣化し、毛先がボロボロと千切れる原因になります。また、電子レンジでの加熱殺菌も、内部の針金がスパークを起こし火災の原因となるため絶対に行ってはなりません。