内定式を複数受けるのは可能?重複参加のリスクと法的手続きの真相

内定式を複数受けるのは可能?重複参加のリスクと法的手続きの真相

内定式を複数受けるのは可能?重複参加のリスクと法的手続きの真相について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

就活生が集う掲示板やSNSでは、「内定式を複数受けてもバレない裏ワザ」といった真偽不明の情報が飛び交っています。ネットの反応を検証すると、「入社手続き前ならマイナンバーも提出しないから特定されない」「同日でも時間がずれれば問題ない」という楽観論が散見されます。しかし、現場の取材で見えてきたのは、思わぬ盲点から発覚するシビアな現実です。

取材に応じた大手IT企業の人事担当者は、次のように舞台裏を明かします。「内定式の様子を広報用としてSNSや採用ブログに写真付きで公開するケースが増えています。学生本人が顔出しを控えていても、同期が撮影した集合写真がInstagramやX(旧Twitter)に投稿され、他社の人事や大学のキャリアセンター経由で重複参加が発覚した事例が実際にありました」。

さらに見逃せないのが、同期同士のコミュニティによるリークです。近年は内定者同士のLINEグループやSlackが早期に立ち上がります。内定式を複数回受けている不自然な言動や、懇親会での発言の矛盾から不審がられ、匿名の告発によって炎上状態に陥るケースが後を絶ちません。一度ネット上で個人名や大学名が特定されてしまうと、デジタルタトゥーとして将来にわたってキャリアに深刻な爪痕を残す危険性があります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。