では、なぜ「Su-35が撃墜された」という確かな現場証言や映像が存在するのでしょうか。その実態を紐解く手がかりは、ロシア軍関係者の生々しい叫びにあります。
ロシア空軍に近い有力軍事ミルブロガーが運営するTelegramチャンネル「Fighterbomber」では、ロシア機が撃墜された直後に「哀悼の黒い画像」とともに沈痛なメッセージが投稿されるのが通例となっています。ロシア国防省が損失を秘匿する一方で、前線パイロットの手記や関係者のコミュニティでは次のような本音が吐露されていました。
「友軍の防空担当者がまたしても敵味方識別を誤った。空を飛んでいるだけで味方のミサイルに怯えなければならない状況は狂気の沙汰だ」
一方のウクライナ側兵士やSNSユーザーからは、「F-16が来てくれたことで空の守りが劇的に変わった」「ロシアの滑空爆弾投下が減少した」という歓迎の声が溢れています。この現場感覚の乖離が、撃墜の「主体」をめぐる誤解を加速させました。実際には、ウクライナ側が展開した巧妙な対空戦術がSu-35を罠に嵌めた事例が記録されています。