一般的なアイドルやアーティストと純烈を決定的に分かつのは、ファンとの物理的・心理的距離の近さだ。スーパー銭湯時代から培われた「客席に降りて一人ひとりと握手を交わす」スタイルは、大ホール公演となった今でも彼らのアイデンティティとして大切に守られている。
ステージの上から一方的に歌を届けるのではない。目の前のファンと目を合わせ、会話を交わし、時には抱きしめるような温もりを伝える。この「泥臭いほどの泥臭さ」が、目の前の観客を一瞬で熱狂的なファンへと変えてしまう。洗練された現代のエンターテインメントに対する、強烈なアンチテーゼとも言える手法だ。