かつてドラマの成否を決めた世帯視聴率は、2026年の今、決定的な変革を迎えている。どれだけ地上波の数字が低くとも、コア層(13~49歳)の支持を獲得した作品は、配信プラットフォーム上で驚異的な利益を叩き出すからだ。
今夏、世帯視聴率ではひと桁台にとどまりながらも、20代・30代を中心に熱狂的なファン層を獲得した作品が複数存在する。スマートフォンで移動中や就寝前に視聴されるライフスタイルの定着により、再生スピードや「スキップされない構成」が作品の評価を左右する時代になった。画面から目を離させない緊迫感を持続できたか否か、それが勝者と敗者の決定的な境目だ。