結婚相談所大手の株式会社IBJが発表する成婚白書や動向レポートを見ても、最終的に交際や結婚を決断する決定打は「対面時の安心感」や「居心地の良さ」に集約されている。また、株式会社リクルートのブライダル総研による調査でも、オンライン発の出会いが増加する一方で、対面を起点とした出会いの方が交際への進展スピードや納得感において高い数値を維持していることが示されている。
マッチングアプリの動向に詳しい専門家であり、メディア「マッチアップ」編集長を務める伊藤早紀氏は、現代の潮流について「アプリで効率を突き詰めた反動として、生身の会話による直感を求める動きが顕著になっている」と指摘する。スペックの比較検討に疲れた人々が、五感を使った判断基準へと回帰しているのだ。