「丸亀」という名を冠していることから、誰もが四国・讃岐の地に総本店があると思い込みがちだ。だが結論から言えば、讃岐うどんを全国区へと押し上げた「丸亀製麺」の発祥の地は香川県ではない。
実は、創業の地であり実質的な1号店がオープンしたのは兵庫県加古川市なのだ。2000年11月、東加古川のロードサイドに開店した店舗こそが、現在の爆発的な成長の起点となった。香川県のうどん文化に深い感銘を受けた創業者が、その感動を再現すべく兵庫県で手探りの営業を開始したのが始まりである。地名への敬意と讃岐うどんへの情熱が、「丸亀」の店名に込められていたのだ。