匿名設定を済ませたからと安心するのは時期尚早だ。現代の個人情報保護を取り巻く環境は甘くない。実は、システム上の設定を完璧にしても、意外な穴から本名や住居エリアが特定されるケースが後を絶たない。
代表例が、ギフトに同梱される「メッセージカード」や「ギフトレシート」だ。送り主が設定を変更していない場合、あるいは受け取り側の設定が不十分な場合、納品書に本名が印字されるリスクが残る。また、リスト内に「置き配」の場所指定やローカルな希望事項をメモ欄に記載すると、最寄りの地域や生活圏が容易に絞り込まれてしまう。
非公開のコツとして、プライベートなメモ用リストと、SNS等で外部公開するリストは明確に分けるのが鉄則だ。身バレを防ぐ防壁は、二重三重に張り巡らせなければ機能しない。