昨今の教育界において、「女子校の役割」が再評価されている。異性の目を気にすることなく、生徒会長から部活動のリーダー、行事の裏方まで、あらゆる役割を女性だけで担う環境。これこそが、私立中高一貫女子教育の最大の強みだ。
専門家によるお嬢様学校カルチャー考察の観点からも、東洋英和の強みは「守られた温室」ではなく「自立のための実験場」として機能している点にあるとされる。恵まれた環境に感謝しつつも、社会の公器として自らの能力を還元するノブレス・オブリージュの精神。守られる存在から「社会を導く存在」へという意識の変革が、中高の6年間で自然と身につく仕組みができあがっている。