店頭で購入したピンポンパールの平均寿命は、およそ2年から3年と言われている。和金や琉金といった一般的な金魚が10年以上生きるケースと比較すると、どうしても短命な印象を受けがちだ。なぜこれほどまでに差が開いてしまうのだろうか。
最大の理由は、ピンポンパール特有の丸すぎる体形にある。内臓が小さな体に凝縮されているため、消化不良を起こしやすく、環境の変化に対しても極めて敏感だ。水質や水温の急変が引き金となり、体調を崩してそのまま命を落とすことが珍しくない。専門家や経験豊富な観賞魚ブリーダーたちは、「短命なのではなく、飼育環境の難易度がやや高いだけだ」と口をそろえる。