モデルから女優への転身期において、彼女の才能を芽吹かせ、支え続けたのが所属事務所エフ・エム・ジーの存在である。タレントの個性を長期的視点で育てる育成方針に定評のある同事務所とともに、彼女は作品選びにおいて目先の話題性よりも質を重んじるスタンスを貫いてきた。
映画やドラマでの露出を綿密に組み立て、役に没頭できる環境を整えたことが、彼女のパブリックイメージを洗練されたものへと高めた。単に可憐なヒロインを演じるだけでなく、年齢を重ねるごとに影のある役柄や複雑な心理描写を求められる役へと幅を広げていった背景には、事務所との強い信頼関係と、確かなプロデュース力があった。