料理好きやアロマファンから熱烈な支持を受けるのが、立性品種の代表格であるトスカーナブルーだ。濃い緑色の葉は幅が広く、樟脳(カンファー)の爽やかさと力強い柑橘調の香りを強烈に放つ。ステーキの臭み消しやフォカッチャのアクセント、ローストチキンの風味付けにはこれ以上の品種はないと言っても過言ではない。
対照的に、観賞価値とグランドカバーとしての機能美で圧倒的な支持を集めるのがサンタバーバラだ。透き通るような淡いブルーの花を隙間なく咲かせ、這うように広がる枝姿はまるで青い絨毯のよう。アロマテラピーのクラフト作りや、視覚的な癒やしを求めるガーデナーにとって、この品種の右に出るものは存在しない。