ネット空間を駆け巡る「DAZN独占配信決定か」という報の真偽はどこにあるのか。関係筋への取材と最新の放映権動向を精査すると、現時点での決定事項ではないものの、極めて具体的な水面下の打診が行われている事実が浮かび上がってくる。
DAZNは近年、北米や欧州マーケットのみならず、アジア圏のプレミアムコンテンツ獲得に向けて資金を投入している。特に世界的な注目度を誇る井上尚弥のカードは、グローバル会員数を一気に押し上げるキラーコンテンツだ。海外のプロモーション関係者によれば、国際配信権を獲得するために数十億円規模のインセンティブが提示されているとも囁かれる。
ファイトマネーの舞台裏もかつてない規模に膨らみつつある。両者のファイトマネー総額は、日本スポーツ史上最高額となる50億円オーバーに達する可能性が高い。放映権のグローバル化を推し進めるDAZNがその資金力でプラットフォームの枠組みを崩しにかかるのか、検証結果としては「放映権争奪戦は今まさに佳境を迎えている」というのが2026年現在のリアルな情勢だ。