原点となった『しましまぐるぐる』は、株式会社Gakkenから刊行され、長年にわたり多くの赤ちゃんに愛され続けてきたメガヒット絵本だ。作者の柏原晃夫氏が手がける独特のグラフィックは、まだ視力が発達途上にある生後数ヶ月の乳児であっても、くっきりと認識できる黒や赤、白などのハイコントラストな配色を極限まで追求している。
その世界観をさらに拡張し、映像や知育体験へと昇華させた作品こそが「しまぐるっち」だ。画面や絵本の中で踊るコミカルな渦巻きや丸みのあるキャラクター群は、単なる視覚的楽しさにとどまらず、赤ちゃんの認知発達を優しく促すデザイン言語として構築されている。