Q1:木登りはヒグマとツキノワグマのどちらが得意ですか?
A1:圧倒的にツキノワグマが得意です。鉤状に曲がった鋭い爪と柔軟な体を使い、細い枝先まで軽々と登ってドングリや果実を食べます。ヒグマも幼獣期や若い個体は木に登りますが、成獣になると体重が重すぎるため木登りは限定的になります。ただし「クマは木に登れないから木の上に逃げれば安全」というのは誤りです。
Q2:死んだふりは効果がありますか?
A2:効果はありません。死んだふりをしてもヒグマやツキノワグマは死骸を食べる習性があるため、そのまま噛まれたり爪で引き裂かれたりする危険性が極めて高いです。遭遇時は静かに後退し、至近距離での襲撃時には急所を守る防御姿勢をとるのが現在の国際的な標準手順です。
Q3:ヒグマ用のクマスプレーはツキノワグマにも使えますか?
A3:問題なく使用できます。市販されている強力なクマスプレーは北米のグリズリー(ヒグマと同種)を想定して開発されており、ツキノワグマに対しても極めて高い撃退効果を発揮します。購入時はカプサイシン濃度が高く、安全基準を満たした正規品を選ぶことが重要です。