相方の不祥事によって最も重い十字架を背負わされたのは、紛れもなく原西孝幸だった。コンビ結成から30年以上の歳月を共に歩んできた相方が突如として表舞台から姿を消し、FUJIWARAとしての活動は完全に凍結。予定されていたイベントや収録の中止が相次いだ。
原西は一人で舞台や配信番組に立ち続け、コンビの看板を守り抜いた。YouTubeチャンネルの更新を一人で継続し、自虐やギャグを交えながらファンの不安を和らげる姿は、業界内でも高い評価を集めた。「解散は頭になかった」と後に語ったように、無言のまま相方の帰る場所を守り続けた原西の献身が、藤本の孤立を防ぎ、再起への大きな精神的支柱となった。