彼の怪物たる所在は高校時代にまで遡る。作新学院高等学校のエースとして挑んだ第98回全国高等学校野球選手権大会。あの夏の甲子園で魅せた圧倒的なピッチングは、今も多くの野球ファンの脳裏に深く焼き付いている。
最速152キロのストレートを武器に次々と三振を奪い、チームを54年ぶりの全国制覇へと導いた姿は圧巻の一言だった。高校生の域を脱したマウンドでの立ち振る舞いは、日本野球機構(NPB)のスカウト陣を激震させた。その輝かしい原点があったからこそ、ドラフト1位指名を経てプロの大舞台への道が開かれたのだ。