非常に便利な無料シャトルバスですが、路線バスや地下鉄とは異なる特有のルールや運用上の制約が存在します。現地で戸惑わないために、知っておくべき3つの盲点を解説します。
盲点1:一方通行の「ループ巡回」であること
最大の落とし穴は、基本的にすべての系統が片方向のみのループ運行である点です。例えば、すぐ隣の停留所であっても、進行方向と逆向きに進みたい場合はバスが巡回ルートをほぼ一周して戻ってくるのを待つ必要があります。「数ブロック戻りたいだけ」というシチュエーションでは、バスに乗るよりも地下通路や地上を歩いた方が圧倒的に早いケースがあります。
盲点2:夕方や悪天候時の道路渋滞によるダイヤの乱れ
東京駅周辺の幹線道路(中央通り、外堀通り、晴海通り等)は、平日の夕方や雨天時に激しい自然渋滞が発生します。専用レーンを持たない巡回バスは道路混雑の影響をダイレクトに受けるため、予定時刻通りに停留所へ来ないことがあります。次のアポイントの時間が厳格に決まっているビジネスユースでは、遅延リスクを見越しておく必要があります。
盲点3:都営バスや一般バス停との識別
東京駅周辺には都営バスの停留所も多数存在します。無料巡回バスの停留所は、緑や赤を基調とした専用のデザインポール(「丸の内シャトル」「メトロリンク日本橋」と明記)が立っています。一般の都営バス停に並んでいても無料シャトルバスは停車しないため、バス停の看板表記を必ず確認してください。